選挙看板の色の決定要素を考える

★ 目立つ色(視認性・誘目性)と読みやすい色(明視性・可読性)は、違います。
★ 色の、気持ち(性質・性格・効果) を考えて使用していますか。
★ 世界で一番、好まれている色(色嗜好) とは、どんな色か、ご存知ですか。

目立つ色とは・・・ 視認性と誘目性

■ 視認性とは、街中で発見しやすい色で、文字と背景の明度の差が大きくなる程、効果が大きくなります。

■ 特に目立つ効果を誘目性 といい、一般的に高明度で高彩度の特に暖色系の色が人目を引きやすい。危険箇所など注意が必要な所に、赤やオレンジが使用されるのは、その為です。日本工業規格(JIS)危険告知や緊急施設の表示サインに安全色彩を定めている色も高明度で高彩度の「誘目性の高い色」が、中心です。

色嗜好と色の心理的イメージ

■ 色嗜好は地域によって多少の違いが 有りますが、日本を含め世界中の殆どの国で、『青』が1番目、2番目が『赤』という事です。イスラム教国で天国の色とされる緑でも欧米では悪魔の色としてタブー視される色があります。その中で『青』は、タブーに触れにくい色のため好まれる事の理由のようです。

■ 色に対するイメージは、人種や年齢等で違いが有りますが、一般的には、次のような心理的なイメージがあります。

各色のイメージ

◆赤 情熱、活動的、興奮、危険、喚起、激しい、禁止、愛情 、勇気、生命、エネルギー、怒り。『赤』は人の注意を引き、かなり目立つ色です。印象が強烈な為、背景全体に使用するときは、「派手過ぎ」と見られ注意が必要です。赤い衣服 には、体温を上昇させる効果もあります。

◆オレンジ 爽快、陽気、新鮮、華やか、あったかい、親しみ、若々しい、健康的。『オレンジ』は、赤の情熱と黄色の輝き、両方の特質を兼ね備えています。選挙看板には、おすすめの色ですが、親しみやすさ、若々しさは、反面効果として、カジュアルな雰囲気となり、浮ついた安っぽいイメージもありますので、色の組み合わせに注意が必要です。

◆黄色 希望、幸福、ハツラツ、明朗、陽気、知的、欲求、注意。色のの中で『黄色』は、もっとも明るく、目立つ色で進出色と言われ大きく飛び出して見える。さわやか、明朗なイメージから企業やイベント、団体などのシンボルカラーとして使用されることが多い。黄色と黒の組み合わせは、強烈な印象となり、イメージは、一変する。注意点として、黄色には、混乱、自信喪失と言った意味づけされる事も知っておきたい。 余談ですが、当方の工場を壁面全て黄色で塗装した際、塗装屋さんに『ココに長くいると気が狂うよ』と心配されましたが、ほうきや塵取り、棚、工具箱など工場内にあるもの全てを自分で紺と紫で、塗装 、工場全体が黄色と紺と紫3色だけでコーディネートされた工場は、落ち着き快適な空間でした。

◆緑 若さ、自然、生命、平静、安息、安定、安心、希望、平和、安全、安らぎ、健康、未熟。『緑』は、安心感と癒しの効果があり、エコや自然をイメージさせます。緑は、自己主張の弱い色で、他の色と組み合わせで表情を変える色でもあります。

◆青 冷静、誠実、理想、平静、悠久、寂寥、冷淡、薄情、憂鬱、高貴、冷たい、失望。『青』は、冷たい、よそよそしいと言うマイナスイメージがありますが、年代・性別・地域を問わず、好きな色の調査では、常にトップににいる青です。誠実性のある信頼や厳密性を訴える選挙看板には、向いていると思います。藍染を良く見かける日本人には、慣れ親しんだ色と言えるでしょう。

◆紫 優雅、うぬぼれ、上品、大人っぽい、神聖、不安、エキゾチック、魅力、高貴、高位、気品、神秘的、嫉妬、落ち着き。選挙看板に使用する色として大変難しい色です。選挙看板では、少ない色の為、他の候補者とは、差別化は、出来ますが・・・・・。危険も一杯。

◆白 平和、純粋、潔白、清浄、清潔、正義、無垢、真理、明瞭、無限。明度だけが有り、「彩度」と「色相」を持たない『白色』、日本人が一番好む色です。白い手袋で「平和と正義、清潔」を訴える選挙。白は、選挙の為の色と言えるでしょう

 

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